定期考査にも強い

熊本高校の定期考査 (A.T=Achievement Test) の学校の平均点と考和塾生の平均点を比較してみました。表 1・表 2 のように学年が進むにつれ平均点の差は広がる傾向があります。

考和塾では、定期考査前には試験対策の演習も行います。普段の授業では定期考査と同等のレベルの演習も,入試を見据えた演習も臨機応変に行います。

— 熊本高校定期考査(AT)平均点の比較 —

ATの平均点

考和塾の塾生たちがどのくらい伸びるのか?

この問いに答えるデータとして興味深いものがあります。
毎年、センターテストの実施された翌日、熊本高校では高校2年生にその年のセンターテスト(国語、数学、英語の3教科)を実施し、高3との比較を見るのですが、考和塾のその年の平均点に対し、高2の生徒(在塾生)の結果は、

国語で平均点を上回る生徒数 約5~ 6人。
英語で平均点を上回る生徒数 約4~ 5人。
数学で平均点を上回る生徒数 約1~ 2人。
というのが普通で、実際数学のその年々の平均点を超えた生徒の数は

今年2人、 昨年3人、 一昨年1人

という結果になっています。

すなわち高2の時点で受験レベルに達している人は国語が最も多く、数学は殆どいないという状況であるということです。

このことからも分かるように、考和塾においては平均点に全く届かなかった高2生が一年で相当伸びるわけです。

しかも考和塾では、通常授業でセンター数学を練習するものは一部に限られています。つまり数学においては二次試験対策を行っていれば、自然と点数がとれるわけです。

ただ本当にセンターテストだけであればその対策講座を設けて徹底的に鍛えることで、易しい年であれば平均190点(満点200点)のスコアを出せるのではないかと思います。

しかしそんなことをすれば二次試験がとれなくなります。二次の記述型の数学を高得点できるようになるには、センター数学を高得点できるようになる脳の使い方と違う脳の使い方が必要になるので悪影響を受けることはしないのです。

毎年、二次試験で「ほぼ満点でした」と試験から帰ってくる生徒がいる・・・・それで十分と考えています。